2025年6月高考日语真题(阅读)题
第二部分 阅读(共20小题;每小题2.5分,满分50分)
阅读下列短文,从每题所给的 A、B、C、D 四个选项中选出最佳选项。
(一)
ある観光地の、ある観光施設の食堂で。私が蕎麦など食べていると、後ろのテーブルに、10人ほどのお年寄り(老年人)たちが座りました。そこへ、お手洗いから戻ってきた一人のおばあちゃん。
「何食べる?」
と仲間から聞かれると、おばあちゃんはすぐに、「皆と同じものがいい」と答えました。
すると周囲のお年寄りたちは、異口同音に、「じゃあ、刺身定食10個!」と注文したのですが、私はその会話を耳にして、一種の感慨に打たれました。すなわち、「日本の平和って、このように保たれてきたのだなぁ」と。
おばあちゃんは、「皆と同じもの『で』いい」ではなく、「皆と同じもの『が』いい」と言いました。「皆が食べるもの」こそが自分が食べたいものなのだ、ということなのです。
そのお年寄りたちは、おそらくどこかの地域の老人会の旅行という感じ。そのおばあちゃんは、若い頃からずっと「皆と同じ」を貫く(贯彻)ことによって、地域共同体の中で、波風を立てずに暮らしてきたのだと思います。
今の若者はもう、そのような姿勢は持っていません。食べたいものは人それぞれ。誰かが刺身定食を食べるとしたら、「じゃあ私は、海鮮丼」「私は鰻定食で」と、ばらばらのものを食べないとつまらない、という頭もある。
外国人の皆さんも、「皆と同じものがいい」と言う日本人を見たら、「オゥ、自分が食べたいものがわからないのですか?」
と、驚くことでしょう。
お年寄りたちは、楽しそうに刺身定食を食べていました。おそらく彼等には、「老人会の旅行に参加しない」という選択も、無かったと思われます。おそらくお年寄りたちにとって、旅先(旅行目的地)で何を見るかとか、何を食べるかなどは、どうでもいいことなのです。彼等にとって重要なのは、「皆と一緒に旅行する」ということ。「どこへ行くか」さえ、取るに足らない(不值一提)問題かもしれません。
21.文中に「皆と同じものがいい」とあるが、なぜそう言ったか。
A. 急に聞かれてわからないから
B. 刺身定食が一番美味しいから
C. 他の人と同じような行動をしたいから
D. 自分が食べたいものがわからないから
22.文中の「波風を立てずに暮らしてきた」は何のことを指すか。
A. 災害に遭わずに暮らすこと
B. 一生同じ仕事を続けること
C. 老人会の旅行に参加すること
D. 周りの人と平和に暮らすこと
23.文中に「今の若者は…持っていません」とあるが、なぜそう言うか。
A. 今の若者は個性を重視するから
B. 今の若者は旅行に無関心だから
C. 今の若者は集団行動を重視するから
D. 今の若者は食べ物の多様性を重視しないから
24.文中に「驚く」とあるが、なぜ驚くか。
A. 老人会の規則がわからないから
B. 日本人の食生活がわからないから
C. 日本人の集団主義がわからないから
D. お年寄りの好き嫌いがわからないから
25. 文中に「どうでもいい」とあるが、なぜそう言うか。
A. 旅行はもう何回も行っているから
B. 年をとっていて選択肢が少ないから
C. 旅行の目的は景色や食べ物ではないから
D. 最初から老人会の旅行に行くつもりはないから
(二)
白黒の体色に、ずんぐりとした(胖墩墩的)体形、丸い顔。パンダがこれらの「かわいらしさの要因」とも言える特徴を手に入れた理由は何なのだろうか?動物学者のTさんに解説してもらった。
( ア )、白黒模様には「分断色」の効果がある。
「雪や茂みの中にいると、模様に応じて体のパーツがバラバラに動いているように見える。結果、体全体の輪郭がわかりづらくなり、迷彩効果を発揮するのです」。
続いて、体形について。Tさんは「パンダのどっしりした(沉重的)体は、地面をノソノソ歩くのに適した原始的な形」と評する。
弱肉強食の世界に身を置くと、動物はスピーディーな身のこなし(敏捷的身手)ができる効率的な体に進化する。一方パンダは、他の動物が見ようともしない硬い竹や笹(细竹)を食物にすることで競争を避けるという、独特な生き方を選んだ。
だが、相応の苦労はある。Tさんが説明する。
「竹や笹は栄養効率が悪いため、1日14時間かけて大量に食べなくてはなりません。栄養状態が良い動物園では遊具で遊ぶなど余暇の時間がとれますが、自然界ではそんな余裕はないです」。
進化の末に前脚にできた「第六の指」で器用に竹を握り、左右の歯を交互に使って絶え間なく噛み続ける。咀嚼のための強靱な筋肉が頭全体についたせいで、本来は犬のような細長い頭蓋骨を持つにもかかわらず(虽然)、丸々とした顔になった。
だがTさんは最後に、「本当は今でも肉が好き」という衝撃の事実を明かした。
26.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。
A.まず
B.そして
C.ただ
D.ところで
27.文中の「迷彩効果を発揮する」のは何か。
A.雪や茂み
C.体全体の輪郭
B.白黒模様
D.ずんぐりとした体形
28.文中の「独特な生き方」は何を指すか。
A.効率的な体に進化すること
B.弱肉強食の世界に身に置くこと
C.他の動物が食べないものを食物にすること
D.他の動物と競争しながらつよく生きること
29.文中の「相応の苦労」は何を指すか。
A.長時間かけて大量に食べること
B.動物園でしか生きられないこと
C.遊具で遊ぶ時間がなくなること
D.自然界では長く生存できないこと
30.文中の「丸々とした顔になった」とあるが、その原因は何か。
A.動物園では余暇の時間がとれるから
B.咀嚼のための筋肉が頭全体についたから
C.犬のような細長い頭蓋骨を持っているから
D.自然界に比べ動物園では栄養状態が良いから
(三)
小中学生の夏休みも残り2週間ほどになった。親と子どもが気になるのは宿題の進み具合(进展)だろう。1学期の学習を振り返る(回顾)問題集は終わったか。作文やポスターは仕上げたか。見守る方もヒヤヒヤする(提心吊胆)。
わが子の夏休みを振り返ると、一番の難題は自由研究だ。テーマが決まらないまま時間だけが過ぎ、いつも最後まで残る。
数年前、ある小学6年生の自由研究がSNSで話題になった。タイトルは「宿題を最後の日まで残しておいた時の家族と自分の反応」。わが子だったら気が気ではない(坐立不安)研究テーマだ。
残り2日。「宿題をやらずに学校に行って先生に怒られる夢を見て目が覚めた。もう限界だ。変な汗がとまらない。」家族に打ち明ける(坦白)と、母親は怒って皿を1枚割った。
迎えた最終日。母親は目が合っても話しかけてこない。「もしかして、僕は、大変な研究に手を出してしまったのではないだろうか」と悔やむ。弟が泣きながら宿題をしている姿を見て気づいた。「この研究は僕がやらなくても弟を研究すれば、結果がわかったんじゃないだろうか」。
本人が大まじめだから、逆に笑いを誘う。それにしても親にとってこれほど怖いことはないだろう。また宿題が残っている小中学生の皆さん、そろそろ動き出しませんか。
31. 文中の「最後まで来る」ものはどれか。
A. 夏休み
C. 作文のテーマ
B. 自由研究
D. 難しい練習問題
32. 文中に「先生に怒られる夢を見て目が覚めた」とあるが、なぜそうなったか。
A. 宿題を忘れたから
B. 学校に行きたくないから
C. 宿題をやっていないから
D. 自由研究のテーマが決まらないから
33. 文中に「もしかして、…のではないだろうか」とあるが、なぜそう思うか。
A. 家族の反応が激しかったから
B. この研究の価値に気づいたから
C. この研究の面白さに気づいたから
D. 自分一人ではとてもできないと思ったから
34. 文中に「弟を研究すれば、…じゃないだろうか」とあるが、なぜそう言うか。
A. 最終日に弟が泣いていたから
B. 弟の自由研究のテーマが難しいから
C. 弟は自由研究の宿題をやっていないから
D. 最終日になって弟も宿題が終わっていないから
35. 文章の内容に合っているものはどれか。
A. この小学校6年生はよく親に怒られる。
B. この小学校6年生は自分を研究対象にした。
C. 先生にとって自由研究はど怖いことはない。
D. 親は子どもの宿題の進み具合をよく知っている。
(四)
文章をよりよく読もうとする際に、私たち読み手にとって最大の障害になるのが、自分自身の「わかった」という状態です。
こう言われると多くの方は、おそらく違和感を持たれることと思います。「わかる」ことが、なぜ障害になるのだろう、むしろ前進するための足がかり(立足点)として大事ではないか、と思われるでしょう。
文章を一読して「わからない」時には、確かに、「わかる」ことが大切です。知らない単語や言い回し(指辞)を調べ、時には文法の知識を持ち出し、わかろうとするでしょう。「わからない」状態に対して、私たちの感覚は鋭敏です。そして、わかるための努力の方向も、比較的見えやすい。これはこれで全く正しいことです。
しかし、いま私たちが文章を一読して「わかった」という状態にあると考えてみてください。この一読して「わかった」という状態が、実はあまりよくわかっていなかったということは、よくあることです。( ア )、文章をよりよく読まなければならないわけです。
何らかの形で、自分自身のその時点での「わかった」状態を壊さなければならない。この意味で、充分でない「わかった」状態は、私たちにとって乗り越えるべき大きな障害となるのです。
36.文中に「違和感」とあるが、どんなことに対する違和感か。
A.自分自身が「わかった」ということ
B.読み手にとってわかりやすいということ
C.文章をよりよく読もうとするということ
D.「わかった」状態が障害になるということ
37.文中の「正しいこと」は何を指すか。
A.方向が見えること
B.文章を一読すること
C.感覚が鋭敏であること
D.わかるために努力すること
38.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。
A.だからこそ
B.それでも
C.それでは
D.しかし
39.文中の「その時点」とは何の時点か。
A.「わかった」状態を壊す時点
B.文章を一読して「わかった」という時点
C.難しい文章をよりよく読もうとする時点
D.文章を読んでも全然わからなかった時点
40.文中の「障害」は何を指すか。
A.努力しても方向が見えないこと
B.一読してわからない文章があること
C.わからない状態を乗り越えられないこと
D.よくわかっていないのに、「わかった」と思うこと
参考答案
CDACC
ABCAB
BCDDB
DDABD
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